浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

インターネット新聞「JANJAN」掲載

【第209回】 日本主導で「オスロ合意」再構築を

2013年 10月 13日 熱く語る(元)交渉担当者 息詰まる交渉記録 真夏日。三連休の今、「オスロ合意検証」での討議も熱い。 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/palestine/contents/info.html 12、13日、於: 東京大学 http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias…

【第208回】  中東和平に重大な握手

オスロ合意 (1993) オスロ合意検証 2013年9月 イスラエル、パレスチナ両大使の握手 この三つの写真は世界を揺るがす中東紛争の根にある「パレスチナ・イスラエル」の和平という観点からして象徴的である。 上は言うまでもなく、丁度20年前、1993年9月13日…

【第207回】 夜のBreakfast

Jul, 2013 ラマザーン明けの集まり 商社マンとしてサウディ・アラビアの首都リヤド駐在時のこと。スーク(市場)にオフィスがあるお客とアポイントが取れた。「11時に来てほしい」とのことだったので、約束当日、午前11時に行ってみると、店々のシャッターが…

【第206回】「反日」が過剰報道される上海を訪問 (2005)

上海の浅草、余園の父子 ,盛り場・南京路で繁盛する吉野家 人気のトローリーは「京都号」 2005/05/02 「余命長くない」と医者から宣言されたオヤジ。それは言わずに最後の思い出(筆者は上海生まれ。4歳まで)ということで、家族で上海行を計画した。 ところが…

【第204回】 中東和平対話を日本で(パレスチナ訪問記)

市民グループ 同会場にて 首相インタビュー(松本道弘さん) 支援アラブ国への感謝演説 (2012年11月21日 JANJAN) パレスチナの独立記念日、11月15日、アバス議長(大統領)の招待による、青年の集まりに参加の市民グループに便乗して、夫婦でパレスチナ(…

【第199回】JANJAN過去記事から(1)トイレット・ペーパ騒

2011年3月19日 JANJAN過去記事から(1) 過剰報道こそ危機管理の敵 冷静さ忘れずに (現在、JANJANのリンクが現在できず、復旧を心待ちしてますが、その間、今回の地震・津波・原発事故に関連して、蓄積してあった過去記事を再現します) http://www.news.j…

【第198回】バーンスタイン没後20周年に向けて(下) 混迷社会へのアピール

2009年12月28日 バーンスタイン・NYフィルの「ヒストリック・テレビジョン・スペシャル」 前回記事: 【第197回】バーンスタイン没後20周年に向けて(上) 音楽映像のリリース - 浜地道雄の「異目異耳」 今日、中東問題を含めて世界は混迷状態。 本稿の…

【第197回】バーンスタイン没後20周年に向けて(上) 音楽映像のリリース

2009年12月28日 バーンスタイン・NYフィルの「ヒストリック・テレビジョン・スペシャル」 2009年、感慨深い年が去ろうとしている。 ボランティアで推進していたNYフィルによる「Young People’s Concert」が新鋭アラン・ギルバートによる指揮で実現し…

【第153回】「NYフィル・バーンスタイン・小澤征爾」 映写会 (於:NYC)

2011年9月10日 バーンスタインからバトンタッチされる小澤征爾 偉大な指揮者であり作曲家であった(故)レナード・バーンスタインの愛娘Jamieから「東北震災復興への願い」メッセージから届いた。 今秋完成予定の、NYフィルとの歴史的TV音楽番組日本語版シリ…

【第152回】マンハッタン北に眠る野口英世と妻メアリー

2008年3月11日 3月5日にニューヨーク北部のウッドローン墓地を訪ね、高峰譲吉と野口英世の墓を詣でた。いずれもアメリカ人女性と結婚し、ここに眠っているが、この2人のアメリカでの軌跡は、ロサンジェルス在住の作家飯沼信子氏の著述に詳しい。 NYマン…

【第151回】ニューヨークの京都御所風寝殿造り、そしてアメリカ橋

2008年3月15日 ウッドローンにある高峰家の墓廟(「高峰譲吉とその妻」より) 3月5日、マンハッタン北に眠る野口英世と高峰譲吉の墓に詣でた、と書いたが、実は当日、思いがけない氷雨で、徒歩では結局、高峰譲吉の墓には至れなかった。(右写真 上)それ…

【第150回】東京・恵比寿「亜米利加橋」たもとのBar「Cam」

2008年7月14日 魅惑の「亜米利加橋」ビル セントルイス万博(1904年)の橋を、当時の日本国鉄が買い取ってはるばる日本まで運んできて、1926年に設置した「アメリカ橋」。その歴史に改めて思いを寄せながら、カウンター越しに恵比寿ガーデンプレイス…

【第149回】「春の祭典」から「アラブ・中東の春(説の誤謬)」について (1/2)

2013年2月10日 2月9日、日経朝刊「ストラビンスキー」 ロシア人作曲家(後に米国に亡命)、イゴール・ストラビンスキー(Igor Fyodorovitch Stravinsky、1882 – 1971)によるバレー音楽「春の祭典」の初演(1913年、パリ)から今年で100年。 このことを記し…

【第148回】「サンディ」の米大統領戦への影響

2012年11月6日 フジサンケイ・ニュースより 何であれ「後だしジャンケンはすまい」というのが筆者の信条だ。 ということで、米大統領選挙(11月6日)の今、「オバマ再選」を願う思いを再掲する。 【第147回】9・11に思う ~ 来る米大統領選挙にむけて - 浜地道…

【第147回】9・11に思う ~ 来る米大統領選挙にむけて

2012年9月11日 ANN NEWSより 昨2011年、9・11の10周年にあたって、憲法第9条擁護の視点から、「日米同盟(即ち、軍事同盟)の深化」についての恐れを縷々記した。 9・11、10周年に憂う「日米同盟(=軍事)深化」論 - JanJanBlog そして、また、9月11日が巡…

【第146回】ハローウインの危険性

2012年11月2日 Halloween 月末(31日)、街を歩いていて驚いた。 大勢の可愛い子供たちが仮装で歩いている。今はやり(らしい)のハローウインの衣装でそれぞれ楽しそうだ。連れ添うママ(パパ)も、こころなしか、お洒落をして、誇らしげでもあり、楽しんで…

【第145回】「被ばく」って何?

2011年3月17日 原発事故の新聞見出し 広辞苑によると: 被曝:放射能にさらされること 被爆:爆撃を受けること。特に、原水爆の被害を受けること。放射能を受けること。 つまり、今回の福島原発事故による「被ばく」とは前者の被曝だ(exposure)。 両者は紛ら…

【第144回】池上彰氏の「2012年を読み解く~サウジアラビア」

2012年1月4日 米国NYマンハッタンでのOWS(Occupy Wall Street)運動に連動しての世界規模での格差是正運動⇒アラブの春という図式が巷間報道・解説されているが、筆者はそれに疑問を呈した。「1%の超富裕層がさらに富を増やす」ことへの非難もわかるし、7人…

【第143回】「仕事で使える英語」への提言(後) スピーキングテストVersant

2011年5月12日 英語が「話せない」で不自由したと語る益川教授 (NHK-TV) 承前 【第142回】「仕事で使える英語」への提言(前) Globish (Global English) - 浜地道雄の「異目異耳」 「適正な測定なくして改善なし」。 品質管理を中心に、戦後の日本企業復…

【第142回】「仕事で使える英語」への提言(前)Globish(Global English)

2011年5月11日 「世界のグロービッシュ」「国際共通語としての英語」 グロバライゼーション、国際化と叫ばれて久しい。しかし、その要素の一つである英語力も含めて、いまだ実現には程遠いのが現実である。 小学校英語問題も含めて、盛んな議論が賛否にわか…

【第141回】ブータン国王・王妃に学ぶ「国のかたち」

2011年11月20日 国会演説(民主党サイトより) 新婚一か月という国賓ブータン国王夫妻が日本に爽やかな旋風を運んでくれた。 国民総生産(GDP)という経済的な指標では測れない幸福度指数、GHN「Gross National Happiness」。国民の95%が幸せと思う人口70万…

【第140回】リンカーン・センター(NYC)で遭遇した「西東協演」

2011年10月18日 Young People's Concert (承前) 【第138回】ミュージカル「踊る大紐育」主役を訪ねる(NYC) - 浜地道雄の「異目異耳」 【第139回】「NYフィル、バーンスタイン・小澤征爾」映写会報告 - 浜地道雄の「異目異耳」 映写会(9日)はうまく行っ…

【第139回】「NYフィル、バーンスタイン・小澤征爾」映写会報告

2011年10月15日 Palay Center 10月9日(日曜日)、NYマンハッタン・ミッドタウン、Paley Centerでの「NYフィル、バーンスタイン・小澤征爾」の映写会を主宰した。(協力:ドリームライフ・クラシックス) 【第153回】「NYフィル・バーンスタイン・小澤征爾」…

【第138回】ミュージカル「踊る大紐育」主役を訪ねる(NYC)

2011年10月16日 「I’ve been her husband for 70 years. 私は(1943年以来)70年近く彼女の夫だ。」 東京から、NYマンハッタンのソノ・オーサト女史宅への電話に出た男性へ「どなたですか?」と尋ねた筆者への言葉だ。 そう、あのソノ・オーサトの自叙伝に「…

【第137回】2011の終わりに ~「たくましい日本」へ

2011年12月31日 Midtown New York 年末、2011年の最後にどうしても書いておかねばならない。 まずは、9月17日に米NY市のウォール街近く(WTCの近くでもある)の「ズコッティ公園」にて発生、日本を含む世界に発展したと言説されるOWS(Occupy Wall Streetウ…

【第130回】アフガニスタン侵攻失敗の教訓・ハッサーニ氏の思い

2007年1月16日 NHK教育(ETV)より ハッサーニ氏は現在、政治亡命者、難民としての 生活を余儀なくされているが、奥方と5人の子供らと共に、千葉県四日市市でアフガニスタン料理店を経営、未来を目指している。 1月13日、土曜日、午後10:00-11:…

【第129回】元アフガン大使、難民状態から永住権へ!

2005年6月7日 アフガニスタンの繁華街、男性一色 (浅井聡氏撮影) 9.11以後、アフガニスタンという言葉がメディアに登場するのに、日本人はどれだけ同国を理解しているだろう?元アフガン大使の日本での難民生活を知って驚愕した。 9.11以後、これ…