浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第215回】 VUCAの時代:あいまい(ambiguous)な日本の私

The People Side より 大江健三郎氏のノーベル文学賞受賞スピーチ 世界を揺るがすCOVID19新型コロナ・パニック。 筆者が、シカゴ学派の碩学F.ナイトの名著『Risk, Uncertainty and Profit危険・不確実性および利潤』(1921)に基づき、日本における「Evidenc…

【第214回】澤地久枝さんの「わが人生の案内人」⇒ 遠藤三郎翁

澤地さんの「わが人生の案内人」(文春新書) 澤地久枝さんと鳥越俊太郎さん(国会前) 遠藤三郎翁の生前設立墓碑 澤地久枝 さん: https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784166602568 1930年、東京生まれ。1963年、「婦人公論」編集次長を最後に中央公論…

【第213回】イスラエル・パレスチナ紛争に思う「西東詩集管弦楽団」

主催者Tempo Primo(共催・日本経済新聞社)のポスター https://ebravo.jp/archives/87309 (池田卓夫氏によるインタビュー) 巨匠、バレンボイムが、来日公演。昨28日(2021年5月)、東京に無事到着したとのこと。 折しものイスラエル・パレスチナ紛争(ガザ…

  【第212回】 「イラク侵略満三年」―市民記者の主張

「勝利なき戦い」への疑問アピール

【第211回】 グローバル化の必須項 ~ イスラーム文化の理解 (2/2)

ASEANコンテスト優秀者たち 聴衆にも若い人が多い アジアの時代と言われる今、イスラーム文化の理解は、ひとり中近東圏だけでなく、アジアにあっても、やはり理解されねばならない。 まさにそのことを、「ASEAN日本語スピーチ・コンテスト優秀者」発表会・交…

【第210回】 グローバル化への必須項~イスラーム文化の理解 (1/2)

「週刊エコノミスト」 2013年10月22日号 「グローバル化」「グローバル人材育成」が叫ばれている。 さて、そのグローバル化に不可欠なのが「異文化理解」というのが筆者の強い主張だ。文化=宗教として、異なる宗教の理解=(自分とは)異なる、ということの…

【第209回】 日本主導で「オスロ合意」再構築を

2013年 10月 13日 熱く語る(元)交渉担当者 息詰まる交渉記録 真夏日。三連休の今、「オスロ合意検証」での討議も熱い。 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/palestine/contents/info.html 12、13日、於: 東京大学 http://www.kikou.waseda.ac.jp/ias…

【第208回】  中東和平に重大な握手

オスロ合意 (1993) オスロ合意検証 2013年9月 イスラエル、パレスチナ両大使の握手 この三つの写真は世界を揺るがす中東紛争の根にある「パレスチナ・イスラエル」の和平という観点からして象徴的である。 上は言うまでもなく、丁度20年前、1993年9月13日…

【第207回】 夜のBreakfast

Jul, 2013 ラマザーン明けの集まり 商社マンとしてサウディ・アラビアの首都リヤド駐在時のこと。スーク(市場)にオフィスがあるお客とアポイントが取れた。「11時に来てほしい」とのことだったので、約束当日、午前11時に行ってみると、店々のシャッターが…

【第206回】「反日」が過剰報道される上海を訪問 (2005)

上海の浅草、余園の父子 ,盛り場・南京路で繁盛する吉野家 人気のトローリーは「京都号」 2005/05/02 「余命長くない」と医者から宣言されたオヤジ。それは言わずに最後の思い出(筆者は上海生まれ。4歳まで)ということで、家族で上海行を計画した。 ところが…

【第205回】 新型コロナは本当に怖いのか  ~ COVID19で想うFナイトの「不確実性」論

F.ナイト 「リスク、不確実性および利潤」1921 初めに結論を: 奇跡的に少ない日本の死亡者(数)。しかるになぜワイドショーをはじめ、毎日毎日、「感染、感染、感染」と恐怖を茶の間に注ぎこむのだろうか。 (PCR)検査 ≠ 陽性 ≠ 感染 ≠ 発病 ≠ 重症 ≠ 死…

【第204回】 中東和平対話を日本で(パレスチナ訪問記)

市民グループ 同会場にて 首相インタビュー(松本道弘さん) 支援アラブ国への感謝演説 (2012年11月21日 JANJAN) パレスチナの独立記念日、11月15日、アバス議長(大統領)の招待による、青年の集まりに参加の市民グループに便乗して、夫婦でパレスチナ(…

【第203回】 DEIB ~ ハーバードの指針に学ぶ

White House 発表 女性を削除したユダヤ誌 (AP) 東京オリ・パラ組織委員会会長の森喜朗・元首相が2月3日のJOC議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言。一連の発言が女性蔑視として追及され、陳謝したが辞任となった。グロー…

【第202回】 桜に見る「日米友好」

出所:nippon.com 横浜元町にある 「シドモアの桜」牌 春。桜。美しい日本の象徴。 (広辞苑でも)古来、花王と称され、わが国花とし、古くは「花」といえば桜を指した。 花見とは花(おもに桜)を見てあそびたのしむこと=花逍遥。とある。 何とも優雅な表現…

【第201回】高輪ゲートウエイ駅近くの遺構

高輪大木戸 高輪大木戸跡 (新駅が見える) 高縄鉄道 新駅(田町側から) 新駅(品川側から) 工事中の新駅(手前が旧路線) JR東の新駅、高輪ゲートウエイ駅は2020年3月14日、暫定開業。 本開業は2024年の予定。 Gatewayとは即ち「江戸への出入り関所=大木…

【第200回】3月8日 国際女性デーInternational Women’s Day

March 8, 1931, Sunday: The Detroit News 女性参政権請求運動へのポスター作り! さあ、3月8日。国際女性デーだ。 (ネット)会議やマーチが計画されている。 中国では法律で、この日、女性は午後休とのこと。 と、始めたところで、実は筆者の無知を曝さね…

【第199回】JANJAN過去記事から(1)トイレット・ペーパ騒

2011年3月19日 JANJAN過去記事から(1) 過剰報道こそ危機管理の敵 冷静さ忘れずに (現在、JANJANのリンクが現在できず、復旧を心待ちしてますが、その間、今回の地震・津波・原発事故に関連して、蓄積してあった過去記事を再現します) http://www.news.j…

【第198回】バーンスタイン没後20周年に向けて(下) 混迷社会へのアピール

2009年12月28日 バーンスタイン・NYフィルの「ヒストリック・テレビジョン・スペシャル」 前回記事: 【第197回】バーンスタイン没後20周年に向けて(上) 音楽映像のリリース - 浜地道雄の「異目異耳」 今日、中東問題を含めて世界は混迷状態。 本稿の…

【第197回】バーンスタイン没後20周年に向けて(上) 音楽映像のリリース

2009年12月28日 バーンスタイン・NYフィルの「ヒストリック・テレビジョン・スペシャル」 2009年、感慨深い年が去ろうとしている。 ボランティアで推進していたNYフィルによる「Young People’s Concert」が新鋭アラン・ギルバートによる指揮で実現し…

【第196回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に) 考 (13)  

ノーベル平和賞 ノーベル平和賞2021の(候補:推薦nomination)予想リスト ノーベル平和賞のnomination推薦は、毎年1月末締切。 今年2021(10月発表)の候補(推薦)リストに「九条の会」が載りました。 http://www.nobelwill.org/index.html?tab=11 アルファ…

【第195回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(12)

(2018.10.29 JICL法学館憲法研究所に寄稿) Heffermehl氏 ノーベル賞の舞台裏 「世界の9条」に賛同の世界の知識人 「憲法9条は世界の宝」。この主張をベースに、2014年来、内外多くの知識人の賛同・励ましを得て、「『九条の会』と『日本被団協』にノーベル…

【第194回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(11)

(2018.10.15 JICL法学館憲法研究所に寄稿) 高校生に「平和憲法」を説くマハティール首相(西日本新聞) NY国連前の筆者(2018年5月14日) マナティール首相、「9条、平和憲法」を国連で評価 本年8月8日付け、西日本新聞朝刊の記事は衝撃的でした。 人口3千万…

【第193回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(10)

(2018.10.1 JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞授賞式が行われるCity Hall PRIOにて (7月10日、オスロ) ノーベル平和賞2018 10月5日、金曜日。いよいよノーベル平和賞2018の発表です(オスロ)。 平和学の父、ガルトウング教授らが1959年に創設し…

【第192回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考  (9)

(2018.8.6 JICL法学館憲研究所に寄稿) Oleander夾竹桃Project 歓迎会 イスラム若者と談笑のチョムスキ—教授 ICAN/PB 川崎哲さんと 原水爆禁止を訴える夾竹桃プロジェクト 5月12日はNYCでの国際平和会議、そして7月11日には オスロで「ノーベル平和賞受賞者会…

【第191回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(8)

ノーベル平和センターにおける特別写真展協賛のNational Geographic 平和を歌うBrigitte Grimstadさん NATO軍事演習に抗議するIngeborg Breinesさん (2018.7.23JICL法学館憲法研究所に寄稿) オスロで「世界の宝九条」をアピール 5月12日、NYCにおける国際平…

【第190回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(7)

(2018.6.4 JICL法学館憲法研究所に寄稿) 控室で、羽場久美子教授(主催)、木村朗教授と共に ガルトウング教授講演(通訳は奥様) 鳩山由紀夫元首相も加わり、討論会 「平和学の父」ガルトウング教授の積極的平和論 NYCでの国際平和会議で、「世界の良心」…

【第189回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(6)

(2018.5.21JICL法学館憲法研究所に寄稿) チョムスキー教授の講演 事後の懇話会でイスラム教徒の若者と サリバン女史と、同校担当教師 「世界の良心」、チョムスキー教授に再会 @NYC サリバン女史の授業風景 国会をはじめ、世はモリカケ問題、セクハラ問題…

【第188回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(5)

ECUMENICAL CENTREの入居者リスト (2018.3.5JICL法学館憲法研究所に寄稿) 「世界平和」とは真反対の「地球儀俯瞰外交」 ジュネーブにあるICANの入る ECUMENICAL CENTRE ノーベル平和賞2017がICANに授賞され、裏方(「日本被団協」)の筆者としてはまことにう…

【第187回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(4)

1月16日、ICANのフィン事務局長と (2018.01.22JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞2018への挑戦 ~ 「九条の会」を ノーベル平和賞2017が「ICAN核兵器廃絶・PB/日本被団協」に授賞され、2014年来、裏方ながら推進してきた私はこれをもって「一段落」…

【第186回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(3)

「アフガンの少女」(ナショナル ジェオグラフィック) Malala嬢・ノーベル博物館(EF Education First) (2017.12.18JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞2017を喜び、今後を考える (承前)ICANがノーベル平和賞2017を授賞(2017/10/16) 12月10日、A.…