浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第353号】 社会混乱(コロナ・ワクチン)を正常化へ

4月13日(土)。「パンデミック条約反対」決起集会が開催され、超満員の聴衆400人。(入場出来なかった参加者が同人数) 熱気の会場(池田としえ氏ブログより) 一大イベント、画期的。というよりは本来「(混乱の世界を)正常化」という極く当前のこと。 20…

【第352回】Lone Survivorが語る日米友好史

日米友好の風物詩、米国首都ワシントンDCで開催される桜祭りCherry Blossom Festival。 今2024年は3月20日~4月14日。2,000本の桜が開花し、150万人の人出が見込まれる。 1912年、当時のTaft大統領に東京市(尾崎行雄市長)から贈った桜は今や、ポトマック河…

【第351回】 映画「オッペンハイマー」に視る核兵器廃絶への途

映画「オッペンハイマー」を観た(3月31日、二子玉川)。第96回アカデミー賞で作品賞ほか7部門受賞した話題作だ。 作品ポスター 「原子爆弾の父(開発者)」ということで、これまで「核兵器廃絶と世界の宝九条護憲は一体」と主張してきた筆者(浜地)として…

【第350回】伊藤真氏講演「憲法の平和主義を考える」に感動、賛同

憲法論講演(許可済み) 3月19日。 参議員会館において弁護士伊藤真氏の講演会が開催された。 戦争をさせない1000人委員会 : 戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム3.19院内集会 「憲法の平和主義を考える~改憲策動を許さないために」と、冷静な学術…

【第349回】 日米友好:ハナミズキDogwoodと二子玉川

遠い昔。青春時代(都立玉川高校)。以来長年の二子玉川地区への想い。 そして今同地区でsmall is beautiful生活。 【第344回】 Perfect Daysに想う ~何気ない日常の至福感 - 浜地道雄の「異目異耳」 だが、白状せねばならない。知らなかった。「花の日米友…

【第348回】 1954年3月1日 ~ ブラボーという水爆実験

承前:焼津訪問 【第346回】 駿河(静岡)訪問記(2/3)~ 焼津・小泉八雲からニュー・オルリンズに想いが跳ぶ - 浜地道雄の「異目異耳」 この小泉八雲記念館に隣接するのが「歴史民俗資料館」。 館内モデル。本物は東京江東区夢の島に そこでは今、特別展開…

【第347回】BIS33周年シンポにて~講演「AIと情報」

BISビジネス・インテリジェンス協会33周年記念シンポジウムに招かれ、「AIと情報」について講演の機会を得た。2月22日、於:衆議院議員会館 【2/22】BIS創設33周年記念 第185回情報研究会が開催|NetIB-News 長年、国際ビジネスに携わってはきたが、学者でも…

【第346回】 駿河(静岡)訪問記(2/2)~ 焼津・小泉八雲からニュー・オルリンズに想いが跳ぶ

承前: 【第345回】 駿河(静岡)訪問記(1/2 )~ 日本平から臨む清水港 - 浜地道雄の「異目異耳」 所用で静岡を訪ねた。久しぶりのこととて、この機に日本平から焼津を訪ねた(2月12日): 余り知られてないが、明治の文豪小泉八雲 (Lafcadio Hearn )はこの…

【第345回】 駿河(静岡)訪問記(1/2)~ 日本平から臨む清水港

所用で静岡を訪ねた。 久しぶりのこととて、この機に日本平に昇る(2月10日)。 快晴。富士を仰ぎ、眼下に広がる清水港を懐かしむ。 そしてまた改めて次郎長親分の足跡、英語塾へと想いが跳ぶ。 【第327回】飛鳥クルーズ体験(2/2) ~ 清水港に次郎長親分を…

【第344回】 Perfect Daysに想う ~何気ない日常の至福感

予備知識の無いまま、話題の映画「Perfect Days」を鑑賞した。 PERFECT DAYS 公式サイト 主人公平山(役所広司)のセリフは殆ど無く、従い、ストーリー性もあまり無く、 正直やや退屈感は否めなかった。 が、事後、自分自身の生活(感)と併せて、胸中でレビ…

【第343回】 バイデン・岸田会談に想う ~ 花が取り持つ「日米友好」

バイデン米大統領、岸田首相を4月10日、「国賓」として招待! 米側から公表されたこのBIG ISSUEは不思議なことにあまり話題になってない。 折しも米大統領選(11月5日=11月の最初の月曜日の翌日火曜日)に向けて、予備選挙が始動、激戦開始のタイミングであ…

【第342回】 鳩山政権シンポジウム~ ISF独立言論フォーラム

揺れ動く、政情、政権事情、世界混乱。 そんな中、何と14年前の民主党「鳩山政権」(2009~2010)をレビューという シンポジウムが開催された。 ISF主催公開シンポジウム:鳩山政権の誕生と崩壊 ~政権交代で何を目指したのか~ | ISF独立言論フォーラム 1…

【第341回】古民家で寛ぎ、連想がNYCでの新春(1993)に跳ぶ

どうも体調すぐれない。で、病院(旗の台)で受診。 少々鬱な気分。 が、天気良しということで、近隣を散歩(徘徊?)してたら、 偶然、古民家園を通りかかり、入園、、。 火鉢、畳、居間、土間。寛ぎ 200円! 管理人が親切に案内してくれる。 古きを想い、…

【第339回】「月刊グローバル経営」寄稿第100回にあたり~review回顧とprospect展望(1/2) 

Global Business English File 拙稿第100回。2024年新年号ということで、過去記事review振り返りも少々交えながらprospect新年への思いを記した。 Review回顧 第1回(2007年1月号) 「RとL」を取り上げた。昔、勤務先のサウディ・アラビアの首都リヤドで米欧…

【第340回】「月刊グローバル経営」寄稿第100回にあたり~review回顧とprospect展望(2/2)

承前:review回顧。 【第339回】「月刊グローバル経営」寄稿第100回にあたり(1/2) ~ review - 浜地道雄の「異目異耳」 2024年はleap yearうるう年。オリンピックの年であり、又、米国の大統領選挙だ。大統領と副大統領候補は(pairあるいはcoupleではなく…

【第338回】航空機事故に思う英語コミュニケーション ~ taxi/bird strike

能登半島地震に続く日航機と海上保安機の衝突と頭の中が真っ白になるほどの新年! ここは、転禍為福2024と強く思う。 多く、ワイドショーなどが取り上げているが、その解説の中で門外漢即ち素人の市民として強く思うのがヒューマン・エラーではないかという…

【第337回】バリ島(インドネシア)観光記 (2/2)  ~ リラックス/市民生活考

承前 【第335号】バリ島(インドネシア)観光記(1/2)~ 異文化(宗教)共生 - 浜地道雄の「異目異耳」 異文化(宗教)共生を実感するバリ島(インドネシア)だ。 その(若者に)人気のあるツーリズムという点ではやはりいくつかの経験をした。 まず、同島…

【第336号】 コロナ前の暮らしを取り戻そう ~ 一柳洋氏の遺志を継いで

12月20日。畏友一柳洋氏逝く! 氏とは同志、同じ志し。即ち、共に「コロナ前の暮らしを取り戻そう市民の会」発起人としてコロナ・ワクチンにまつわる「パニック」(社会、生活、経済、教育、大混乱」を憂いて、「世直し」「正常化」を訴えてきた。 【第316回…

【第335号】バリ島(インドネシア)観光記(1/2)~ 異文化(宗教)共生

次女夫婦と現地合流してバリ島(インドネシア)に金婚旅行を実施した (12月5日 ~ 一週間)。 と言っても、年齢や体力を考え、炎天下での海水浴や「若者に人気」というシュノーケリングやジェットスキーなどは無理と最初から決めて、「人びと」「市民生活」…

【第334回】岩倉使節団に学ぶ「堂々たる日本人」

長年、国際ビジネスに従事してきたが、「堂々たる日本人」(祥伝社)に大いに励まされた。 堂々たる日本人 : 知られざる岩倉使節団 泉 三郎(著/文) - 祥伝社 | 版元ドットコム そのきっかけは著者の泉三郎氏が1996年、客船「飛鳥」の講師としてNYCに来られた…

【第333回】 「文学フリマ」にて平和論への思いを新たに

イヤー、驚いた! 「文学フリマ」なるイベント(11月11日)に参加しての感想だ。 文学フリマ東京37 – 2023/11/11(土) | 文学フリマ 1843出店、ブースが2086。そこに12、890人が参加したとのこと。 筆者(浜地)がそこに行った理由はHATENA Blogからの「わたし…

【第332回】情報過多の時代~Whistle Blowerの勇断

1984(1Q84)年はアップル社のマッキントッシュ発表に象徴される如く、世界の情報産業に画期的な年であった。 筆者(浜地)個人にとっても、長年の商社勤務から情報ビジネスへの転職に向けてきっかけという忘れられない年である。 【第43回】 「1Q84」年:Appl…

【第331回】中東紛争に想う~「武士道」を世界平和希求に

ロシア・ウクライナ紛争(宗教紛争)に続くパレスチナ(ガザ、ハマス)・イスラエル紛争。 一神教(イスラム教、ユダヤ教、キリスト教)の世界での2,000年来の複雑な異文化、宗教、治政。 ビジネスマンとして長く中東駐在、出張を通じて「紛争」を目の当たりに…

【第330回】パレスチナ・イスラエル紛争に日本は平和仲介を!

コロナ(ワクチン)パニックに続く世界の混乱。 ウクライナ・ロシア紛争、そしてパレスチナ(ハマス)・イスラエル紛争――。いずれも「ことの真相」が報道・解説に不十分である。 その根には2000年来の歴史・治政があり、日本(人)には手が出せない「異文化…

【第329回】 九品仏(自由が丘)での遭遇~トットちゃんとロッキー

私事ご容赦。楽しいローカル物語。 齢(よわい)80、引退。さあ、都心(三田)から引っ越し、夫婦二人で世田谷区多摩川沿いにてsmall is beautiful生活を開始。 【第323回】わたしがブログを書く理由 - 浜地道雄の「異目異耳」 (hatenablog.com) 嬉しいのは「…

【第328回】 パレスチナ・イスラエル紛争 ~ 日本は「アメリカ軍事」から離れ、「平和仲介」を

(承前) 【第326回】 パレスチナ・イスラエル紛争 ~ 「共存」に向けて日本が平和仲介を! - 浜地道雄の「異目異耳」 10月11日付け拙稿にて、10月7日発生のハマス(パレスチナ)によるイスラエル交戦について、ハマスを「テロリスト」とする多くのメディアの…

【第327回】飛鳥クルーズ体験(2/2) ~ 清水港に次郎長親分を訪ねる

(承前) 【第325回】 飛鳥クルーズ体験 (1/2) - 浜地道雄の「異目異耳」 洋上での豪華サービスに続いての楽しみは寄港地上陸だ。清水港(みなと)。 港に近づくにつれて富士山が次第にくっきり。 プール付き甲板から富士山に向かって そして下船して、船の…

【第326回】 パレスチナ・イスラエル紛争 ~ 「共存」に向けて日本が平和仲介を!

(はじめに)2023年度ノーベル賞にはいくつかの疑問がある。【第324回】2023年度ノーベル賞 - 浜地道雄の「異目異耳」 2022年2月に「勃発」した「ウクライナ・ロシア」紛争。「ロシアは悪」「ウクライナ可哀そう」というのが日本のメディア・世論の基調である…

【第325回】 飛鳥クルーズ体験 (1/2)

本年末の金婚(結婚50周年)を先取りして、3月、「クルーズ(国内)」を計画、予約、支払い、荷物をまとめて先発送。準備万端整え、さあ出発の直前「コロナ陽性(無症状)」とのことで乗船拒否=旅行取り止めという不思議な経験をした。 【第295回】 コロナ …