浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【第214回】澤地久枝さんの「わが人生の案内人」⇒ 遠藤三郎翁

澤地さんの「わが人生の案内人」(文春新書) 澤地久枝さんと鳥越俊太郎さん(国会前) 遠藤三郎翁の生前設立墓碑 澤地久枝 さん: https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784166602568 1930年、東京生まれ。1963年、「婦人公論」編集次長を最後に中央公論…

【第213回】イスラエル・パレスチナ紛争に思う「西東詩集管弦楽団」

主催者Tempo Primo(共催・日本経済新聞社)のポスター https://ebravo.jp/archives/87309 (池田卓夫氏によるインタビュー) 巨匠、バレンボイムが、来日公演。昨28日(2021年5月)、東京に無事到着したとのこと。 折しものイスラエル・パレスチナ紛争(ガザ…

  【第212回】 「イラク侵略満三年」―市民記者の主張

「勝利なき戦い」への疑問アピール

【第211回】 グローバル化の必須項 ~ イスラーム文化の理解 (2/2)

ASEANコンテスト優秀者たち 聴衆にも若い人が多い アジアの時代と言われる今、イスラーム文化の理解は、ひとり中近東圏だけでなく、アジアにあっても、やはり理解されねばならない。 まさにそのことを、「ASEAN日本語スピーチ・コンテスト優秀者」発表会・交…

【第210回】 グローバル化への必須項~イスラーム文化の理解 (1/2)

「週刊エコノミスト」 2013年10月22日号 「グローバル化」「グローバル人材育成」が叫ばれている。 さて、そのグローバル化に不可欠なのが「異文化理解」というのが筆者の強い主張だ。文化=宗教として、異なる宗教の理解=(自分とは)異なる、ということの…

【第209回】 日本主導で「オスロ合意」再構築を

2013年 10月 13日 熱く語る(元)交渉担当者 息詰まる交渉記録 真夏日。三連休の今、「オスロ合意検証」での討議も熱い。 国際ワークショップ「オスロ合意再考―パレスチナとイスラエルに与えた影響と代理案―」|NIHUプログラム・イスラーム地域研究東京大学…

【第208回】  中東和平に重大な握手

オスロ合意 (1993) オスロ合意検証 2013年9月 イスラエル、パレスチナ両大使の握手 この三つの写真は世界を揺るがす中東紛争の根にある「パレスチナ・イスラエル」の和平という観点からして象徴的である。 上は言うまでもなく、丁度20年前、1993年9月13日…

【第207回】 夜のBreakfast

Jul, 2013 ラマザーン明けの集まり 商社マンとしてサウディ・アラビアの首都リヤド駐在時のこと。スーク(市場)にオフィスがあるお客とアポイントが取れた。「11時に来てほしい」とのことだったので、約束当日、午前11時に行ってみると、店々のシャッターが…