浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

平和・教育

【第268回】九州行(4/4):博多「Fact Check 一体『真実』は何なのか?」セミナー 7・29

現下、世界を混乱に陥れてる「コロナ・パニック」と「ロシア・ウクライナ紛争」。 これについて博多のData-Max社(児玉直代表)にて、「SNSを通じて乱れ飛ぶ情報、一体何がFact真実か」セミナーで自説をご披露した。 その基本線は、下記拙稿の通り。改めて是非…

【第267回】九州行(3/4):別府「どうしてワクチン?いつまでマスク?」シンポジウム

主催「コロナ前の暮しを取り戻そう~市民の会」の発起人の一人として参加した。 https://beppu-symposium20220730.peatix.com/view 会場は由緒ある別府市公会堂 有料にもかかわらず大勢の参加者 (ほぼ全員、マスク無し!!) 後ろから筆者撮影(参考) 各登…

【第266回】九州行(2/4): 国東⇒宇佐⇒中津

国東の名刹、竹田山大光寺で「米国大統領選から中東紛争まで」と時事解説・講演をしたのは6年前、2016年12月18日(日)。 hamajimichio.hatenablog.com 同年11月8日(火)の選挙結果直後、安倍(当時)首相がトランプ(次期)大統領をニューヨーク私邸に訪問…

【第265回】九州行(1/4):中津に福澤諭吉翁を偲ぶ

福澤諭吉旧居・記念館を訪ねる。 福澤諭吉旧居・福澤記念館 楽しいローカル線、終着 慶応義塾塾員(卒業生)として一度は訪ねたいと思っていたのが、機があって、FACT CHECK (一体何が真実なのか? コロナパニック・ロシアウクライナ紛争)というセミナーで、…

【第260回】日中友好元軍人、沖松信夫氏を偲ぶ会

偲ぶ会・さいたま共済会館 40度に達しようという暑い土曜日(25日)に熱い論議。 埼玉県浦和で開催された沖松信夫さんを偲ぶ会。 日中友好『8・15』の会(日中友好元軍人の会)代表。 1月末に亡くなられた。97歳。 拙稿最下段(平和教育家浅川和也氏とともに…

【第259回】広いロシア ~ サッカリンから見るロマン

サハリン、礼拝 (許可済み) サハリン=樺太。訪ねたことはないが興味深い地。思いが広がるーー。 サハリン残留者の暮らしぶり活写 31日から東京・新宿で写真展 | 毎日新聞 ロシア・サハリン州に住む残留韓国・朝鮮人や日本人らを撮影してきた新田樹さんの写…

【第258回】イタリアで平和に暮らすアルバニア人難民

礼拝(日テレBS番組から) コロナパニックに続く「ロシア・ウクライナ紛争」の鬱。 そんな折、知人からの案内・情報で、写真展(二人の旅、イタリア紀行)へ。 96歳の新宅さんが写真展 目黒区美術館区民ギャラリー:東京新聞 TOKYO Web 最終日前とて慌てて家…

【第252回】 ロシアのウクライナ侵攻を語るチョムスキー教授

NYCでの平和シンポ後の懇親会でのチョムスキー。 2018年5月。筆者撮影。 一昨2020年初頭以来の「コロナパニック」。これが収まらぬうちに、本2022年2月24日のプーチン・ロシア大統領の演説に続く「ウクライナ侵攻」が、世界を混乱に落とし入れている。 この…

【第249回】ウクライナを巡る、深いヒューマン・ストーリー

Florence Nightingale(1820~1910) 突然の話題。ウクライナ。 偶々、往年の大横綱、大鵬の出自を知り、打たれた。 昭和の大横綱「大鵬」に流れるウクライナの血 父親はハリコフ市出身の「コサック騎兵」だった | デイリー新潮 父(ウクライナ、コザック、…

【第246回】ラッセル・ホテルからパグウオッシュへ

ラッセル・ホテル ロンドン (旧HP) 2月24日、ロシアがウクライナ侵攻を開始した。 それを受けて日本パグウオッシュ会議が抗議声明を発出した。 ロシアのウクライナ侵攻に関する声明 同会議の第1回会議は1957年7月カナダのパグウォッシュ村で開かれ、日本か…

  【第241回】 2022年、日中国交回復50周年  

NHKTVでウイーンからのLIVE (2022年1月1日) 1972年9月25日、周恩来首相と田中角栄総理大臣(公表写真) コロナ・パニックが発生して二年。病める友を見舞うことも、逝く友を見送ることもできない哀しい異常事態。ずっと「人との対面、対話」が制約され、ま…

【第214回】澤地久枝さんの「わが人生の案内人」⇒ 遠藤三郎翁

澤地さんの「わが人生の案内人」(文春新書) 澤地久枝さんと鳥越俊太郎さん(国会前) 遠藤三郎翁の生前設立墓碑 澤地久枝 さん: https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784166602568 1930年、東京生まれ。1963年、「婦人公論」編集次長を最後に中央公論…

【第200回】3月8日 国際女性デーInternational Women’s Day

March 8, 1931, Sunday: The Detroit News 女性参政権請求運動へのポスター作り! さあ、3月8日。国際女性デーだ。 (ネット)会議やマーチが計画されている。 中国では法律で、この日、女性は午後休とのこと。 と、始めたところで、実は筆者の無知を曝さね…

【第196回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に) 考 (13)  

ノーベル平和賞 ノーベル平和賞2021の(候補:推薦nomination)予想リスト ノーベル平和賞のnomination推薦は、毎年1月末締切。 今年2021(10月発表)の候補(推薦)リストに「九条の会」が載りました。 http://www.nobelwill.org/index.html?tab=11 アルファ…

【第195回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(12)

(2018.10.29 JICL法学館憲法研究所に寄稿) Heffermehl氏 ノーベル賞の舞台裏 「世界の9条」に賛同の世界の知識人 「憲法9条は世界の宝」。この主張をベースに、2014年来、内外多くの知識人の賛同・励ましを得て、「『九条の会』と『日本被団協』にノーベル…

【第194回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(11)

(2018.10.15 JICL法学館憲法研究所に寄稿) 高校生に「平和憲法」を説くマハティール首相(西日本新聞) NY国連前の筆者(2018年5月14日) マナティール首相、「9条、平和憲法」を国連で評価 本年8月8日付け、西日本新聞朝刊の記事は衝撃的でした。人口3千万…

【第193回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(10)

(2018.10.1 JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞授賞式が行われるCity Hall PRIOにて (7月10日、オスロ) ノーベル平和賞2018 10月5日、金曜日。いよいよノーベル平和賞2018の発表です(オスロ)。 平和学の父、ガルトウング教授らが1959年に創設し…

【第192回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考  (9)

(2018.8.6 JICL法学館憲研究所に寄稿) Oleander夾竹桃Project 歓迎会 イスラム若者と談笑のチョムスキ—教授 ICAN/PB 川崎哲さんと 原水爆禁止を訴える夾竹桃プロジェクト 5月12日はNYCでの国際平和会議、そして7月11日には オスロで「ノーベル平和賞受賞者会…

【第191回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(8)

ノーベル平和センターにおける特別写真展協賛のNational Geographic 平和を歌うBrigitte Grimstadさん NATO軍事演習に抗議するIngeborg Breinesさん (2018.7.23JICL法学館憲法研究所に寄稿) オスロで「世界の宝九条」をアピール 5月12日、NYCにおける国際平…

【第190回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(7)

(2018.6.4 JICL法学館憲法研究所に寄稿) 控室で、羽場久美子教授(主催)、木村朗教授と共に ガルトウング教授講演(通訳は奥様) 鳩山由紀夫元首相も加わり、討論会 「平和学の父」ガルトウング教授の積極的平和論 NYCでの国際平和会議で、「世界の良心」…

【第189回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(6)

(2018.5.21JICL法学館憲法研究所に寄稿) チョムスキー教授の講演 事後の懇話会でイスラム教徒の若者と サリバン女史と、同校担当教師 「世界の良心」、チョムスキー教授に再会 @NYC サリバン女史の授業風景 国会をはじめ、世はモリカケ問題、セクハラ問題…

【第188回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(5)

ECUMENICAL CENTREの入居者リスト (2018.3.5JICL法学館憲法研究所に寄稿) 「世界平和」とは真反対の「地球儀俯瞰外交」 ジュネーブにあるICANの入る ECUMENICAL CENTRE ノーベル平和賞2017がICANに授賞され、裏方(「日本被団協」)の筆者としてはまことにう…

【第187回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(4)

1月16日、ICANのフィン事務局長と (2018.01.22JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞2018への挑戦 ~ 「九条の会」を ノーベル平和賞2017が「ICAN核兵器廃絶・PB/日本被団協」に授賞され、2014年来、裏方ながら推進してきた私はこれをもって「一段落」…

【第186回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(3)

「アフガンの少女」(ナショナル ジェオグラフィック) Malala嬢・ノーベル博物館(EF Education First) (2017.12.18JICL法学館憲法研究所に寄稿) ノーベル平和賞2017を喜び、今後を考える (承前)ICANがノーベル平和賞2017を授賞(2017/10/16) 12月10日、A.…

【第185回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(2)

(2017.10.16 JICL法学館憲法研究所に寄稿) 授賞発表 喜びを語る東ちづるさん 発表を喜ぶ三宅信夫さん(前列右)ら ICANがノーベル平和賞2017を授賞 (承前) ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考 さて、いよいよ発表日、10月6日、ピース・ボート(東京…

【第184回】ノーベル平和賞(日本被団協と九条の会に)考(1)

Bertha von Suttner (2017年9月15日JICL法学館憲法研究所に寄稿) いよいよ、10月6日、ノーベル平和賞がオスロ(ノールウエイ)にて発表されます。 東京新聞の現地からの報道のごとくのごとく、授賞(選考)対象は「個人か団体」。 ということで、内外多く…

【第183回】Lay Down Arms 武器を捨てよ ~ 米大統領就任式での詩

W/Hより 1月20日、バイデン第46代POTUS米大統領の就任式。 そこでのアマンダ・ゴーマン嬢の詩:「The Hill We Climb(私たちが登る丘)。 門出を祝う、素晴らしい朗読だった。 https://www.businessinsider.jp/post-228317 中にあった「We lay down our arms…

【第182回】1989年私のワイマール ~ 西東詩集管弦楽団

東京・早稲田で見かけた「西東詩集」カフェー Cafe West East Divan (2013年 9月 8日 JANJAN) バレンボイムとサイードの対話 西東詩集管弦楽団 バレンボイムの音楽回顧録 ワイマール! 何と香(かぐわ)しい名。古典文化の薫り。 音楽が好きで、(チョッピ…

【第131回】スターバックスコーヒーとジョン万次郎の意外な関係

2009年5月07日 英語版「Starbucks and John Manjiro」(拙著:第14章) JANJAN伊吹春夫記者の「愛知県田原市にもいたジョン万次郎」は興味深いヒューマン・ドラマだ。 本記事によると勇次郎(21歳)、作蔵(21歳)の二人は、1852年(嘉永5年)ア…