(2017.10.16 JICL法学館憲法研究所に寄稿)
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さて、いよいよ発表日、10月6日、ピース・ボート(東京・早稲田)でのパブリック・ビューイング。 日本時間の午後6時(ノールウエイ時間午前11時)、用意されたスクリーンにBerit Reiss-Andersen委員長の姿が写し出され、「ICAN 」と発表しました。 その瞬間に70人ほどの参加者は一斉に「すごい!やったー!ブラボー!」と叫び、お互いに抱き合いました。 添付はパネルに登壇した「日本被団協」の三宅信夫さん(88)らヒバクシャ(被爆者)と、女優の東ちづるさんが涙とともに喜ぶ姿です。 ボードにはICANのペナント。取材陣も取り囲み、フラッシュが光ります。 ICAN:International Campaign to Abolish Nuclear Weaponはスイス・ジュネーブに本拠をおく、国際NGO核兵器廃絶国際キャンペーン。100ヶ国以上に亘る450以上の団体のネットワークで、日本からはピース・ボートはじめ7団体が参画。 ピース・ボートは2008年より「ヒバクシャ地球一周、証言の航海」を通して被爆者とともに平和活動をしてきたもの。 ICAN/ピース・ボートと連携運動をしてきた「日本被団協」の代表田中煕巳さん(85)の言葉のとおり「これから先につながる」授賞。 「これから先」、即ち、「世界の宝憲法九条の理念」を地球憲章に拡大すること。 早速、本2017年度も「日本被団協」を推薦(nomination)してくれた内外の知識人に喜びの報告と、お礼を伝えました。 M.セルデン(コーネル大)、A.ダッデン(コネティカット大)、P.ヴァン・ドウンゲン(ブラドフォード大)、P.カズニック(アメリカン大)、久山宗彦(カイロ大学)、諸教授。 日本では、主として中東研究家。塩尻和子(東京国際大)、長澤栄治(東京大)、野元晋(慶応義塾大)、板垣雄三(東京大)、諸教授。 N.チョムスキー教授(MIT)の励ましも忘れられません。https://hamajimichio.hatenablog.com/entry/2020/08/29/000000 |