(2018.7.23JICL法学館憲法研究所に寄稿) |
オスロで「世界の宝九条」をアピール
5月12日、NYCにおける国際平和会議TWO MINUTES TO MIDNIGHT(「あと2分で世界は終末を迎える」という国際科学者連盟の警告)において、N.チョムスキー教授をはじめ、世界の錚々たる平和リーダーの話を聞き、同時に、事後の懇親会も含めて「世界の宝九条」をアピールできたのは、幸運以外の何ものでもありません(PDF)。 さて、その「九条の会(と日本被団協)をノーベル平和賞に」という運動を長年推進してきた筆者(裏方)としては、やはりどうしてもノールウエイ・オスロに飛び、直接関係者に会い、状況を確かめ、「九条は世界の宝」とアピールせねばと使命感をずっと抱いてました。 そしてついにオスロ(及びストックホルム)訪問を決行、「ノーベル平和センター」、「PRIO国際平和研究所」等々を訪ねることが出来ました。 A.・ノーベルの平和希求という観点から、ノーベル平和賞を「監視」し、ずっと「憲法九条の世界的価値」を評価してくれたのが平和問題の識者、Fredrik Heffermehl氏(元々は憲法学者浦田賢治教授の紹介)。 同氏の紹介で、関係者がオスロ議会前の広場で平和(軍縮)アピール集会をするというので、 演説するのはIPB(International Peace Bureau)の前共同会長のIngeborg Breinesさん。 皆、この飛び込みに過ぎない日本人一市民の「戦争を禁止した日本国憲法九条の世界的価値」というアピールを、素直に賛同、評価してくれました。 極寒の長い冬があるからこそ、北欧のこの7月は本当に晴れやかーー。 |