(2018.6.4 JICL法学館憲法研究所に寄稿)
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NYCでの国際平和会議で、「世界の良心」N.チョムスキー教授に思いがけず再会、「九条は世界の宝」「トランプ追従の安倍政治は危険」との言明を得たのは、5月12日でした。 (本欄、拙稿、2018年5月21日付 https://hamajimichio.hatenablog.com/entry/2021/02/02/112833) そして、帰国後間もない5月25日、今度は「平和学の父」J.ガルトウング博士に再会。「九条の精神で地球憲章を」と主張する私は大いに励まされました。 そこでは、「戦争による平和構築は時代遅れ」と喝破。また、「世界で米国の影響力が低下している」と指摘、「日本はそれに追随すべきではない」と警鐘を鳴らし、これは先のチョムスキー教授の言葉と重なり、時空を超えての共鳴と筆者(浜地)には映りました。 また、東アジア共同体の構築の必要性を訴え、「沖縄を共同体の拠点機能とするという視点もある」と持論を展開、他方、鳩山友紀夫元総理も「北朝鮮の脅威もかなり誇張された形で言われてきた。今必要なのは対話を通じて平和を作っていこうという方向だ」と強調しました。 就中、拙稿に見るごとく、安倍総理の「積極的平和」論は「(意図的)誤訳・誤用」であり、これは現下の政局にあって、厳しい論議の必要性を訴えねばならない、との思いを強くしました。https://hamajimichio.hatenablog.com/entry/2020/09/13/000000 思いがけず、講演会の当事者である与那覇恵子(名桜大学)、木村朗(鹿児島大学)両教授に再会、護憲を確かめ合えたのも幸運でした。
関連拙稿:ガルトウング教授が創設のPRIO |