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5月3日、憲法記念日。「武力で平和はつくれない」をスローガンとした市民グループによる憲法大集会が有明で開催された。
第10回目という集会は、青空の下、主催者発表では3万2千人(昨2023年は2万5千人)
メインスピーカの伊藤真JICL法学館憲法研究所長は強く表明した:
先の日米首脳会談で合意された「自衛隊と米軍の連携強化」により「自衛隊が世界中で戦争ができることになる」ゆえ「世界に誇る憲法(9条)を生かす政治を取り戻そう」―と。
余りにも大人数なので、遠くからはスピーチの様子が見えず、配置されたヴィジョンカーで見守る。
そのJICLは筆者(浜地)の「九条は世界の宝」という主張を認めて寄稿採用してくれた(2019年7月)。
なぜ「九条は世界の宝」と主張するのか? | 憲法研究所 発信記事一覧 | 憲法研究所
ビジネス一筋で、学者でも、ジャーナリストでもない非専門家の一市民として大いに励まされた。
続くスピーカの猿田佐世氏も同様「岸田訪米時の日米(軍事)同盟の深化」の危険を指摘から始めた。この点は、やはりJICL寄稿の筆者の主張そのものである。
「岸田首相の国賓訪米の意義・成果を検証する」 | 憲法研究所 発信記事一覧 | 憲法研究所
猿田氏は、又、「このような集会・運動への若者への参加」を呼び掛けた。これまた正論である。
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