浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第333回】 「文学フリマ」にて平和論への思いを新たに

イヤー、驚いた!

文学フリマ」なるイベント(11月11日)に参加しての感想だ。

文学フリマ東京37 – 2023/11/11(土) | 文学フリマ

1843出店、ブースが2086。そこに12、890人が参加したとのこと。

 

筆者(浜地)がそこに行った理由はHATENA Blogからの「わたしがブログを書く理由」募集に応募したこと。娘に薦められて3年前に参加し、300余の論考を記した。

【第323回】わたしがブログを書く理由 - 浜地道雄の「異目異耳」

文学フリマについての予備知識が殆どないまま、好奇心に駆られて片道1時間、晴天下の道中を楽しんだわけだ。

そして驚いた! 一万余の(主として)若者が集い、2000のブースで「商談」をしている。

一万人! 人いきれ! 殆どマスク無し!

ビジネスマンの筆者からすれば、何という厳しい競争社会。出版ビジネスとはそういう世界なのかと改めて認識。

そして、当初から気になってきた「文学literature」という題目!案内には文学作品展示即売会、小説・短歌・俳句・詩・評論・エッセイ・ZINE、とある。ZINEとはMagazine(雑誌)とFanzine(ファン雑誌)のことで、自主的な出版ということらしい。

と、少々違和感を持ちながら、しかし、「評論」というカテゴリーに惹かれて参加したわけだ。

会場ではやはり、小説、詩歌が主体であり、筆者(浜地)が心がける「世界混乱の世直し」「平和に向けて提言」という想いにはズレがある。

ブースには「評論・研究」も少なからずあり、立ち寄った。が、何しろ予備知識が無い上に、数が多く、残念ながら深い話をする余裕が無かった。

他方、「文学」には「評論・研究」もあり、歴史論、憲法(9条)論、治政論、はたまた世界平和論も含まれるはずであり、人生残る時間をこれにあてようと思いを新たにした。

文学フリマでのハイライトは「HATENA Blog」ブースで担当編集者とこの辺りを話し合えたことだった。

Hatena Blogのブースにて

その上で、早速本稿【第333号】を記した次第。

 

 

そして最後に1万人の文学志向の(主として)若者に提言:

【第214回】澤地久枝さんの「わが人生の案内人」⇒ 遠藤三郎翁 - 浜地道雄の「異目異耳」

【第215回】 VUCAの時代:あいまい(ambiguous)な日本の私 - 浜地道雄の「異目異耳」