浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第270回】コロナ・パニック終息の決め手 ~「何かあったらどうするんだ症候群」(為末大氏)検証

圧巻、マスクの世界 (国会)

 

2020年初頭以来の「コロナ・パニック」!

 

この二年半、「コロナは本当に恐いのか?」「正しく恐れよう」と主張してきた:

JICL法学館憲法研究所 (2020年8月10日) 

コロナは本当に怖いのか? ~ナイトの「不確実性論」から見る | 憲法研究所 発信記事一覧 | 憲法研究所

Fact Checkファクトチェック:一体「真実」は何なのだ?

【第268回】九州行(4/4):博多「Fact Check 一体『真実』は何なのか?」セミナー 7・29 - 浜地道雄の「異目異耳」

 

以来、「コロナ前の暮しを取り戻そう、市民の会」の発起人として、全国各地での「シンポジウム」にも関ってきた:

(子供たちに)マスク強要は止めよう | ISF独立言論フォーラム

  ISF(独立言論フォーラム)でも取り上げられた。

 

要点は「F. ナイトの不確実性論(1921)」と「ロックダウンをしない福祉国家スエーデンでの事例」。

後者については在ストックホルムカロリンスカ大学病院宮川絢子医師から多くを学び、励まされた。

子どものマスク、ワクチン接種を推奨せず… 「コロナ終結宣言」スウェーデンに学ぶ教訓 | デイリー新潮

 

その宮川さんが絶賛してるのが慶應義塾大学、免疫学の吉村昭彦教授のブログ。

慶應大学 吉村研究室 - 日本と海外の違い「何かあったらどうすんだ症候群」

そこでは為末大氏の「何かあったらどうするんだ症候群」を基に、日本の社会の「異常さ」を喝破している。「未来は予測つかないことが多いし、『何かあったら』を恐れていたらチャレンジもイノベーションもない」――。

 

そう、その通り。哲学者の一ノ瀬正樹武蔵野大学教授は「この世にリスク・ゼロはない」(コロナ・ゼロもない)とし、「ゆえに、それを承知の上でしなやかに生きぬくこと」を提唱している。

【第216回】 五輪実施 ~ コロナを正しく知り、正しく恐れる - 浜地道雄の「異目異耳」

 

ビジネス実務からしても、「人生、必ず何かある(事故であったり、病気だったり)」わけだから「保険」をかける。F ナイトの「不確実性論、リスク」とはこの保険ビジネスの基本であり、保険料率の計算=アクチュアリーactuaryだ。

 

さあ、いよいよコロナパニックを終息させ「正常化」「コロナ前の生活を取り戻そう!」

 

 

筆者撮影の「ナニコレ珍風景」数点。

南軽井沢:青い空、緑の広場、そしてマスク姿

銀座四丁目

中軽井沢

松山城:殆ど人がいないのにチェック体制

香川県三豊の美しい浜

香川県桜の名所紫雲出山

高知市:ひろめ(グルメ)市場。入口での厳しいマスク、検温チェックを通過するとー

香川県三豊。田園地帯を散歩する園児たちもマスク