(承前)
【第267回】九州行(3/4):別府「どうしてワクチン?いつまでマスク?」シンポジウム - 浜地道雄の「異目異耳」
「コロナ前の生活を取り戻そう!市民の会」が主宰する「コロナは本当に恐いのか?」「正しく恐れよう」シンポジウム・シリーズ。
7月30日の別府シンポジウムに続き、8月27日、横浜にて「コロナパニック“勝手に”終息シンポジウム」が開催された。「マスク、ワクチンの終わらせ方を考えよう」-。
医師、弁護士はじめ10余人、各界の専門家によるパネル三部構成は3時間にわたる長丁場。
参加者(ほぼ全員マスク無し)は熱のこもった討議、検証に折々の拍手など熱心に聞き入り、参画(盛んな質疑応答)した。
その主点の一つは「教育」「未来を担う子供たち」への「(悪)影響」だ。シリーズのシンポジウムで今回初登壇は原口真一氏。
ノーマスク認めた元校長が真意を語る、宇都宮講演で | ISF独立言論フォーラム
種々、反発、反論にあいながらも、中学校長として「子供たちにマスクを強要しない」と主張し、継続してきた。
・子供たちの成長過程において、教員、保護者をはじめ、周囲の人々との対話、会話、コミュニケーションでは「口の動き」が重要な役割。
・それを不可能とする現下の「マスク強要(要請、指導)」によって、子供たちは如何なる社会人になっていくのか?
・教育指針の重要項の一つ、Active Learning(他者との関係において、上部からの指示待ち一辺倒ではなく、自分自身を主体として、考え、学び、発話をする)を阻害してはならない。
同氏はこの思いを全国的に広めるため「全国有志教職員連絡会」設立を企画。
筆者(浜地)は、その主旨に大いに賛同、同意し、実は(事前のzoom会議を経て)リアルでは初対面ながら、今後の協力をと合意した。
全国有志教職員連絡会 設立趣意書(案)
目的:全国に散在する、新型コロナに関する大手マスコミの情報を鵜呑みにできず、ワクチン接種やマスクの常時着用の危険性に気づいている教職員のための非公開の情報交換の場を作る。生徒・教職員の健康と自由な学びの場を守りたいという思いと、教育委員会や管理職、同僚の意識・行動のねじれに日々心を痛め、疲弊する方々の癒しの場としてまずは機能させ、個々人が現場で微力でも具体的な行動につながることを願う。現状では、教職員としての立場を守りながらできることをそれぞれが探るための場であり、この会として広く社会に訴えていくことを目的とはしないが、やり取りを進める中でその必然性が見えれば、その覚悟が明確にできる方たちで別の形(例:全国有志教職員の会)に移行するためのプラットフォームとなることはやぶさかではない。
代表 原口真一(日光市立足尾中学前校長)、事務局 糸永伸哉(大分県立爽風館高校) ※他随時募集。アドバイザー:鳥集徹(ジャーナリスト)、浜地道雄(国際ビジネスコンサルタント)
筆者の「コロナパニック下にあっての教育論」はすでに二年前に記した(2020/04/17)。「正しく恐れて」コロナ・パニックを乗り越えよう
~グローバル時代の若き世代ために
そこに引用(リンク)した年齢別死亡者のエビデンス(東洋経済)は、現在までアップデートされている。
(参考)「市民の会」主催のシンポジウム開催歴記録:https://peatix.com/user/10562592/view