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2月19日、孫崎享氏(元外務省国際情報局長)の講演「トランプ政権と私たち」、於:参議院議員会館に参加した。(共催:戦争をさせない1000人委員会・立憲フォーラム)

多岐に亘る深い考察:
とりわけ、「トランプ政策は異様だが、考えさせられることもある」との指摘。
確かに、「トランプ氏に対する基本的疑念」をもつ筆者(浜地)は改めて考えさせられる点もある。
【第106回】Trump 米大統領は trump できるのか? - 浜地道雄の「異目異耳」
指摘の「考えるべきこと」とは例えば:
・トランプ大統領(R. ケネディーJr. 厚生長官)による「コロナ・ワクチンの禁止」。WHOへの不信=パンデミック条約交渉の離脱
筆者(浜地)はコロナ禍発生時より「正しく恐れよう」と主張してきた。
コロナ・パニック終息の決め手 ~「何かあったらどうするんだ症候群」(為末大氏)検証 | ISF独立言論フォーラム
・核実験(トリニティー)を絶賛してたトランプ氏。
【第123回】いよいよPOTUS戦 〜 赤か青か? - 浜地道雄の「異目異耳」
心変わりか、現在は「核廃棄・戦争反対」を表明。
https://www.youtube.com/shorts/knqikONrNKQ
さあ、折しもの「TPNW核兵器禁止条約国会議」を3月に控え、世界の平和情勢、注視せねばならない。
孫崎亨氏の慧眼~「憲法九条とウクライナ」 | ISF独立言論フォーラム

以下、実況URL: MURAGON (抜粋)
https://wtti2.muragon.com/entry/902.html
🌛孫崎享(うける)・元外務省国際情報局長、東アジア共同体研究所理事所長:
・世界を牛耳っていた米国が、世界を牛耳ることができなくなってきた。米国の国内の経済等が崩壊し始めてきている。ここにトランプ大統領が出てきた意義がある
・世界の大きな流れの中で、トランプを考えなければならない。
トランプ氏は第1期目の経験を踏まえ
「敵は潰す 接近する人間には餌を与える」
という強いメッセージを発しました
で餌を求めて日本の首相は行かれました(笑)
だから「トランプって本当に滅茶苦茶な人だな」
という風になるのが日本の共通認識だと思います
だけどこれをちょっとアメリカの視点で考えてみましょう
つまりアメリカ国民はトランプ氏をどう見ているのか
アメリカ国民はトランプ氏は公約を実施したというのは70%
公約外のことをやっているというのは30%
ですからアメリカの多くの国民は今トランプ氏を今歓迎していますが
それは決して根拠がないものではありません
彼らが今「トランプがいい」と言っているのには少なくとも何か彼に期待するものがあって支えていきたいという気持ちがあります
残念ながら日本には全くないと思います
と、世界動向を注視する上で示唆に富む一時間余の熱演であった。