2月24日にロシアのプーチンが「ウクライナ侵攻」を開始以来、マスコミを中心に世論を揺るがす「ロシア・ウクライナ紛争」。
が、どうしたことだろう?「宗教紛争」に言及した論考・解説が少ない。
2018年10月15日、コンスタンチノーブル総主教(イスタンブール)が「ウクライナ主教のロシア主教からの離脱」を承認したことに紛争の根源がある。
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かの地域にあって「宗教」=「政治」である。ロシア主教の洗礼を受けたプーチンはその「代表」である。即ち、「ウクライナ主教」が「ロシア主教の傘下から離反」することは許せないことなのだ。
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従い、基本的に日本が出る幕はない。が、唯一の被爆国日本がすべきこと=できること=は「憲法九条を楯に『平和仲介』」である。
他方、紛争の原因は「米国の対外軍事政策の過ち」とチョムスキー(ウクライナ系ユダヤ人)は喝破している。
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