浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第295回】 コロナ ~ 不思議な「陽性・無症状」体験

 

2020年初頭、コロナパニックが始まって以来、「コロナは本当に怖いのか?正しく恐れよう」と主張してきた。

https://isfweb.org/post-5576/

 

検査≠陽性≠感染≠発病(軽症≠重症)≠死亡と「不連続」ではないのか? なぜ、陽性=感染と恐れるのか? 一体マスクは役立つのか? 利他(人さまに移さない)なのか利己(人から移されない)なのか?

そして今、初めて、検査、陽性、無症状の不可思議なプロセス実態を体験した:

・(秋の)金婚式の先取りをして、夫婦で、3月26日一週間のクルーズ(国内)を計画、予約した。

・そして3月21日、指示に従い、期日前の「PCR検査試料(唾液)」を郵送した。

・すると3月23日(保健所から)「陽性と判明。乗船不可。一週間自宅療養、外出禁止」との電話がかかってきた。(家内は陰性だが乗船不可―)

・慌てて、ネットで近隣の「コロナ専門医」を探し出し電話コンタクト。医師より「来院不可。ネット診断をする」とのことでネット問診に答えた。

・すぐに(その午後)薬局から「薬パケジ」が送られてきた。高額の「対ウイルス抗生物質」らしいが、無料(=税金でまかなう)とのこと。

おかしいなあ、熱もないし、食欲(味覚)もあり、健康なのにーー。

送られてきたセット(無料)

*実は、後期高齢者とあって、もとより、高血圧。折々の倦怠感。咳(痰)は喘息気味とあって以前からかかりつけの医者からの薬を服用中。正直、ただでさえ薬漬けー。ゆえに、送られてきたパケジは一切服用せず。(うち、パキロピッドとはコロナ対策口径治療薬とのこと。高価)

そして、本来クルーズを楽しんでるはずなのに、と「不愉快な引きこもり」状態で一週間が過ぎ、3月30日、ネットで医師の診断(15分)。「解禁。外出可」とのご託宣。

さあ、晴れて外出。B級グルメで昼酒の美味いこと。今日は孫たちも来て、多摩川土手で花見ーー。友人、仕事仲間との再会アポも取りつつ、気持ちの良い週末へー。

 

それにしても一体「陽性=感染恐怖症」とは何だろう。厚労省発表の「陽性者数」をメディアはそのまま「感染者数」として毎日毎日伝えてるのではなかろうか?

要するに、ナイトのいう、エビデンスに基づかない「お化けがいつ出るのか」という恐れ、パニックに違いない。

コロナ・パニック終息の決め手 ~「何かあったらどうするんだ症候群」(為末大氏)検証 | ISF独立言論フォーラム

 【264回】再々記:感染パニック~正しく恐れよう (NHK日曜討論から) - 浜地道雄の「異目異耳」

 

*ちなみに、医師も、保健所も言葉丁寧で、気遣いは感じた。