浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第368回】 混乱の都知事選 ~ 冷静に状況分析、判断を

都知事選挙について筆者(浜地)は中東(ビジネス)での経験に基づき、公示前から小池百合子さんに対する「学歴詐称問題」を中心に、穏健・中庸・公正を旨として、私的見解を記した。

2024-06-10 【第362回】東京都知事選 ~ 競うべきは「未来に向けて」 | ISF独立言論フォーラム

それが、投票日(7月7日)を目前にして、各種メディア、SNSをはじめ、状況が混沌としている。 

そこで、改めて「後出しジャンケン」はするまいということで、その後知り得た関連情報を付記する。 

・元都ファの幹部だったという小島敏郎氏が6月18日、議員会館内で記者会見。そこでのQ+Aで「それはエジプト政府の問題ではないか」とエジプト人、イサム・ハムザ教授が発言。

小池百合子都知事を元側近が「虚偽学歴」と刑事告発 エジプト人研究者は「追試でカイロ大を卒業した」と反論:東京新聞 TOKYO Web

 同教授は親日派

https://www.nippon.com/ja/people/e00194/

 

・同じくメディア登場の朝堂院大覚氏(本名:松浦良石=企業買収で前科あり)が、百合子さんの父上勇二郎さんを「政治ゴロ」とけなし、「百合子は撤退すべき」と述べている。筆者は過去何度か接する場があったが(深くはない)、同氏こそ紳士という印象はなく、都知事選にどうして口を出せるのだろう。

 

 ・百合子さんの兄、勇さんのインタビューも出ている。「兄妹は仲良くない」とした上で彼女のいちびり(関西弁で目立ちたがり屋)ぶり、彼女の性格を述べている。が、だから資格がない、というわけではないーー、と。