浜地道雄の「異目異耳」

異文化理解とは、お互いに異なるということを理解しよう、ということです。

【第311回】 911事件 ~ Fact Check一体事実は何なのだ?

グローバル化、情報化時代とあって、文明の利器で生活の利便性が進んでいるのは間違いない。が、それゆえにこそ、深刻な問題として、情報(偽情報を含め)の氾濫があり、コロナ・パニック、ウクライナ・ロシア紛争、はたまた、統一教会問題と混乱が果てしなく広がっている。

そこで、未来、次の世代に向けて、最重要なのはファクト・チェックFact Check、一体真実は何なのだ?と問い、解明、意識し、ことにあたることだ。  

ビジネスマンとして米国(NYC)及び中東(バグダッド)という現場経験者にとって、そのFact Check重要性への思いの原点は22年前に遡る。2001年9月11日のあの(NYC,WDC)同時多発事件。9月11日、安倍首相へのグローバルな期待 – 中東和平 - JanJanBlog 

そしてそれに次ぐ2003年の米英によるイラク侵略の真相究明に直結する。一体、事実は何なのだー?  9.11同時多発テロ⇒「カーブボール」考 | ISF独立言論フォーラム

折しも、そのFact Checkという視点からして重要な「911事件の解明」というシンポジウムが開催された。

https://isfweb.org/wp-content/uploads/2023/06/9ea33feefa328cbfbda00c0fbf0fd6a5-1.pdf

これらの講演内容については後日ISFから公表されよう。

国際政治家浜田和幸氏、ISF副編集長成澤宗男氏の高話は理路整然として極めて強く、改めて「911はいったい何だったのか」という原点を再起させた。

そして田中宇(さかい)氏は、主催者の紹介によれば「ジャーナリストというより、優れた国際情報解説者」だ。

田中宇氏講演 (写真許可済)

同氏はサウディアラビアの首都リヤドに同じくジャーナリストの夫人と共に滞在経験ありということで、同じく昔のリヤド駐在だった筆者(浜地)には世界最大の産油国であり、「イスラム教(スンニ派)の盟主」の本拠地での異文化体験ということで、世界情勢分析には同じ思いを有する。

【第120回】REIWA 2 に思う温故知新 - 浜地道雄の「異目異耳」

筆者(浜地)が強く賛同する氏の論考:911とコロナは似ている

氏のニュース解説は又「生成AI」にも及ぶ。ウソや歪曲話を濫造して米欧を自滅させるAI

 

さて、911WTC)事件で犠牲となった富士銀行(現みずほ銀行)本店(東京大手町)の横にある12人行員の慰霊碑を訪ねて、黙とうをしてからシンポ会場に向かった。

 

尚、当初シンポジウム登壇予定だった藤田幸久氏は急遽参加できず、後日ブログを記された。

みずほ銀行の911被害者慰霊碑を弔問 | 藤田幸久 | ふじた幸久|ウェブサイト